・過去のサクソフォーン・フェスティバル (第1〜10回)

・1979年 日本サクソフォーン協会発足記念コンサート
・日本サクソフォーン協会発足記念コンサート
   1979年(昭和54年)12月12日(水)
   於:郵便貯金ホール
   開演 午後6時30分
   文化庁創作活動助成
   日本演奏連盟研究発表 新作:保科 洋氏作品 アラベスク(四重奏曲) 原 博氏作品 セレナード(四重奏曲) ラージ・アンサンブル及び阪口新会長(当時)のソロ、出演者は17名。 日本サクソフォーン協会発足記念コンサートが昨年12月東京「郵便貯金ホール」で催された。そもそもこのコンサートはサクソフォーン協会とはまったく関係なく昨年始めから阪口先生の要望で「12月に会場の都合がつくのでサックス吹きが集って何か大々的に会をやろうではないか。」と云うのが発端であった。夏以後コンサートの準備をする為の集まりが何回か開かれた。その間にアメリカのシカゴで開かれた第6回「ワールドサクソフォーン・コングレス」に参加した人々から第8回「ワールドサクソフォーン・コングレス」をぜひ日本で開催する為日本サクソフォーン協会の設立が必要であり又設立すべきだと云う意見が出され遂に12月の会は発会の記念コンサートにしようではないかとの意見に統一され協会設立とコンサートと云う二大事業に取り組んだのである。その頃クラリネットの方も協会設立へと進んでいたがなかなか決定をみずにいた。サックスの方はあれよあれよと云う間に設立へと漕ぎつけてしまった。(サクソフォニスト第一号より) 結果的にこのコンサートが第1回サクソフォーン・フェスティバルとなった。
・1980年 第2回サクソフォーンフェスティバル
・第2回サクソフォーンフェスティバル
1980年(昭和55年)12月6日(土)
於:銀座中央会館
後援:日本楽器製造(株)/柳沢管楽器(株)/(株)プリマ楽器/(株)下倉楽器店
ビュッフェ・クランポン(株)/(株)セルマー・ジャパン 小長谷宗一氏・上埜孝氏両氏編曲及び指揮によるラージ・アンサンブル、出演者は24名。
・1981年 第3回サクソフォーンフェスティバル
・第3回サクソフォーンフェスティバル
1981年(昭和56年)12月26日(土)
於:日本都市センターホール
後援:日本演奏家連盟/東京都吹奏楽連盟
協賛:日本楽器製造(株)/柳沢管楽器(株)/(株)プリマ楽器/ビュッフェ・クランポン (株)/下倉楽器店/(株)セルマー・ジャパン この回より公募による演奏会―フェスティバル―となり遠くは愛知県の中学生等による四重奏から各音楽大学の四重奏~ラージアンサンブル、陸上自衛隊音楽隊の四重奏から各地域で活動をする、サクソフォーン・カルテット等多くの参加者を得、現在に続くサクソフォーン協会フェスティバルの原形が始まる。最後には上埜孝氏指揮によるラージ・アンサンブル及び阪口新会長の独奏。 32のプログラムが組まれている。出演者延べ173名。
・1982年 第4回サクソフォーンフェスティバル
・第4回サクソフォーンフェスティバル
1982年(昭和57年)12月26日(日)
於:日本都市センターホール
協賛:日本楽器製造(株)/柳沢管楽器(株)/(株)プリマ楽器/ビュッフェ・クランポン (株)/下倉楽器店/(株)セルマー・ジャパン 第4回よりフェスティバル・コンサートと銘打ってフェスティバルのプログラムとコンサートのプログラムの2本立てとなり現在に続いている。 フェスティバル・コンサートの最後は上埜孝氏の編曲、指揮によるサクソフォーン・オーケストラの演奏で締められる。曲目は「スペイン狂詩曲(E・シャブリエ)」。 プログラムは21のフェスティバルと5つのフェスティバル・コンサートが組まれる。 出演者延べ123名。